賃貸物件に住んでいる方は非常に多いかと思いますが、賃貸物件のトイレに不具合が生じた場合、皆さんはどうしていますか。賃貸物件は大家さんのものであるため、修理しようにも様々な決まりごとがあります。
本記事では、賃貸物件のトイレを修理する際に気を付けたいことについて解説していきたいと思います。
賃貸物件のトイレ修理の前に確認したいこと
賃貸物件のトイレを修理する際、以下の3点に気を付けなければいけません。
- 契約書を確認する
- 特に記載がなければ管理会社や大家さんに相談する
- トラブルの状況がわかるように写真を撮っておく
面倒ですが、非常に大事なことなので一つ一つしっかりと確認する必要があります。以下でそれぞれのことについて詳しく解説していきます。
①契約書を確認する
まず始めに、契約書を確認する必要があります。
「なぜ修理するだけなのに契約書が必要なの」と思うかもしれませんが、実は契約時に室内設備によるトラブルに関して補償の有無を聞いているはずです。
もし補償があるのに自分で修理業者を呼んで修理をしてもらった場合、自分は払わなくてもいいお金を払っていることになります。
後々領収書などを持って行けば問題ない場合もあるかもしれませんが、それはリスクが大きいのでやめておきましょう。
②特に記載がなければ管理会社や大家さんに相談する
室内設備などに関する補償の話をしていない、また契約書に書かれていない場合があります。そういった場合には大家さんや管理会社に連絡して、補償に関して聞いておくようにしましょう。
トイレットペーパーなどの使い過ぎでトイレが詰まって故障したなど、トラブルの内容によっては保証が効かず自己負担という事も十分あります。
自身に過失があった場合は自己負担になるケースが多いため、注意しておきましょう。
③トラブルの状況がわかるように写真を撮っておく
トラブルの発生時状況を大家さんに知らせるために、数枚は状況が分かる写真を撮っておきましょう。この写真によってこちらに過失がないと証明された場合、こちらが負担しなくても済むかもしれません。
自己負担ではなく明らかに経年劣化による故障等であった場合は保証される可能性が高いため、そういった状況を説明できる写真を撮っておくことは自分の身を守る上でも非常に重要なのです。
まとめ
本記事では、賃貸物件のトイレ修理の際に注意すべきことや、やっておくべきことについてまとめてきました。
賃貸物件でトイレつまりや水漏れが発生した場合は、原因究明や応急処置と共に物件の決まりを確認しましょう。
内容を簡潔にまとめてみます。
- 契約書を確認する
- 特に記載がなければ管理会社や大家さんに相談する
- トラブルの状況がわかるように写真を撮っておく
・入居時の契約書に補償について書かれている場合も
・確認しておかないと全額自己負担になる場合もあり
・自身に過失があった場合は自己負担の場合が多い
・大家さんに状況説明できるように証拠を残す
・1枚だけではなく複数枚とってより細かく状況を伝える
賃貸の設備は基本的に自分のものではなく、大家さん、管理会社の所有物です。なので、設備の損害に対する責任が居住者にはあります。
「知らなかった」では済まされないので、入居時にもらった契約書をしっかり読んで、不必要な損をしないようにしましょう。
トラブルに巻き込まれないためにも、本記事で確認したことをしっかりと頭に入れておきましょう!
自分と業者のトイレ修理費用の相場はこちらで紹介しているので依頼するかの参考にしてくださいね。