コンビニのトイレを詰まらせた場合の対応方法と知っておきたいマナー

コンビニのトイレを詰まらせてしまった時には、事態をスムーズに解決するための対策をしなくてはなりません。

恥ずかしさや焦りなどの気持ちがどうしても生じるものですが、そのままにしておいた場合のデメリットやリスクの方が大きいため、迅速な対応が求められます。

コンビニのトイレを詰まらせたときの対応方法

コンビニでトイレを詰まらせてしまったときの基本的な対応方法を解説します。

速やかにスタッフに伝える

コンビニでトイレを詰まらせてしまったときには、スタッフの方にトイレが詰まっていることを伝えて、対処を依頼しましょう。

多くのコンビニには、清掃用具としてラバーカップ（スッポン）があるので、トイレットペーパーなどを詰まらせてしまったときには、そのままスタッフの方が対処してくれます。

とにかく重要な点は、トイレが詰まっているという事実を伝えることです。

発見者のフリをする方法も

トイレを詰まらせてしまったという事実に恥ずかしさを感じる方は少なくありません。

その場合は「トイレが詰まっていました」と発見者のように伝える方法もあります。

そもそも、コンビニのようなトイレでトイレが詰まることは全く珍しいことではないため、スタッフの方も対応に慣れている場合があります。

コンビニのトイレを詰まらせて逃げてしまう前に知っておきたいこと

コンビニのトイレを詰まらせてしまったときに、スタッフの方に声がけをせずにそのまま逃げてしまいたくなる気持ちもあると思います。

その前に、一度冷静に状況を整理して考えることも重要です。

もし、そのまま逃げるように何も伝えずにコンビニを後にしたときに考えられることを解説します。

対処前に利用されると汚水があふれることがある

コンビニのトイレが詰まっていることを伝えなかった場合、次にトイレに入った利用者が流し忘れと勘違いをして水を流してしまうことがあります。

汚水の量によっては、トイレの個室から店内にまで水が流れていくこともあるでしょう。

このような二次災害は、スタッフの方に声を掛ければ防げます。

トイレットペーパーや排せつ物のつまりであれば、基本的にはラバーカップで対処可能です。

どうしても対処できない場合でも、貼り紙で復旧までのトイレの使用を禁止にするなど、店舗側で二次被害防止の対策を取れます。

防犯カメラで特定される可能性がある

コンビニ内には防犯カメラが設置されているため、そのときには何も言われなかったとしても後から映像によって特定されてしまう可能性があります。

結果的に、詰まっていることを申告しなかったことで、コンビニのスタッフに対して悪い印象を与えてしまいかねません。

逮捕や弁償の可能性は低い

いたずら目的や営業妨害目的でない限り、トイレを詰まらせてしまったことに対して法律情の責任に問われる可能性は低いでしょう。

例えば、生理用品を流すなどの本来流してはならないものを流してしまったときなどはやや問題になる可能性がありますが、きちんと申告をしてお詫びをすれば、訴訟などの大きなトラブルになる可能性は低いです。

コンビニのトイレを詰まらせないためのポイント

コンビニのトイレを詰まらせないためには、ふだんの考え方も大切です。

押さえておきたいポイントを2点解説します。

正しく使用する

コンビニのトイレに限ったことではありませんが、トイレに流せるものは一般的にトイレットペーパーと排せつ物のみです。

上記の対応を心がけましょう。

コンビニでものを詰まらせたときに訴えられる可能性は低いですが、誤った使用法をした場合には悪質ないたずらと見なされて訴えられる危険性もあります。

感謝の気持ちをもちマナーを意識する

コンビニのトイレは、公のものではなく店舗が善意でおこなっているサービスです。

したがって、感謝の気持ちとマナーを意識して使用しましょう。

まとめ

コンビニのトイレを詰まらせてしまったときには、速やかにスタッフの方に状況を説明しましょう。

二次被害を予防するためにも、スタッフやオーナーの方からの心象を悪くしないためにも、正直に申告してお詫びをすることはとても大切なことです。

また、トイレが無料で利用できる状況に感謝する気持ちも大切です。

万が一トイレに物を落としてしまった時の対処法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。